ご存じオーパスワンは、このように比較対象にされるほど有名なワインです。おっさんが大好きなワインの一つです。現地ナパバレーのオーパスワンワイナリーに過去二回訪問したことがあります。
ファンにとっては、「オーパスワンに勝った?」などと軽々しく言ってほしくはないですね?「売りたい」ためのテキトーな宣伝文句じゃないの?などと思ってしまいます。
ナパバレー の旅行情報などはこちらをお読みください。
オーパスワンとは?
唯一無二の最高品質ワイン
オーパスワンは、ボルドーのシャトー・ムートン・ロートシルトと、ナパヴァレーの有名醸造家ロバート・モンダヴィとのコラボレーションで出来上がった最高品質のワイン。
ワイナリーがリリースしているのは、最高級ワインのOpus One(オーパスワン)とセカンドラベルのOverture(オーヴァチャー)のみ。
Overtureは、以前は、「現地でしか買えないワイン」ということでしたが、最近は、公式サイトで160ドルで購入できるようです。コロナの影響で訪問客が少なく、売れないいからでしょうか?
日本への配送料は別途$82。
オーパスワン
45,000円~80,000円
オーパスワンに勝ったワイン? 似たワイン?
芸能人格付け番組でも、百万円超えの超高級ワインと5,000円のテーブルワインと間違えるくらいなので、そりゃあ、似た味のワインもあるでしょう。
まあ、一度、どんな味なのか飲んでみましょう♪
スターレーン カベルネソーヴィニヨン ハッピー キャニオン オブ サンタ バーバラ
参考価格5,000円~8,000円前後
【ブラインドでオーパスワンに勝ったワイン(2005年ヴィンテージ)】とのうたい文句。
このワインは、おっさんも好きでよく飲んでいました。年々値段が上がってきています。
(ナパのワイン全般に言えることですが…。)
ナパ ハイランズ カベルネ ソーヴィニヨン
参考価格4,000円~8,000円前後
【明石家さんまさんが好きなワインで、オーパスワンに似ている】 とのうたい文句。
レオネッティ・セラー メルロー
参考価格15,000円前後。ワシントンのカルト・ワイン。メルローなので、オーパスワンとは品種が違います。
【ブラインドテイスティングでラフィット、オーパスワンに勝利した1位獲得ワイン!(2017ヴィンテージ)】とのうたい文句
アナベラ・ナパヴァレー・カベルネ・ソーヴィニヨン
参考価格2,500円~4,000円前後
【オーパスワン の隣の畑】とのうたい文句
フランシスカン・オークヴィル・エステート・カベルネ・ソーヴィニヨンも同様のうたい文句でしたが、これも芸能人が紹介したことで、売り切れ状態のようです。
ヴィーニャ・ペレス・クルス・カベルネ・ソーヴィニヨン・リゼルバ 2016
参考価格 1,500円~2,500円前後
【 オーパスワンに勝ったワイン(2016年ヴィンテージ) 】とのうたい文句
このレベルのワインが本当に勝ったとは信じがたいのですが。
カイ ヴィーニャ エラスリス(チリ)
参考価格 12,000円~15,000円前後
【ブラインドテイスティングでオーパスワンを破った】とのうたい文句
世界最高峰のカルメネレール種「カイ」を使用。
チリの歴代大統領を4名輩出させた名家「エラスリス」のフラッグシップワイン。
まとめ オーパスワンと肩をならべる秀逸なワイン
おっさんの目線で、 オーパスワンといい勝負をすると思われるワインを紹介します。「肩を並べる」とは、「味が似ていて、価格は10分の1」とは違います。
作り手の情熱、価値観や歴史など「なるほど!!」と納得するストーリーがあるワイナリーが高い評価を得ているのです。
アルマヴィーヴァ(チリ)
15,000~27,000円程度
【チリのオーパス・ワン】と言われている中南米No.1のワインです。生産者である「コンチャ・イ・トロ」は、チリ最大、世界第2の生産量を誇る造り手です。
超有名な【アルマヴィーヴァ】は、この「コンチャ・イ・トロ」がフランスの「シャトー・ムートン・ロッチルド」との合弁プロジェクトとして1996年にスタートしたことから、【チリのオーパス・ワン】とのうたい文句となっています。
ドン・メルチョー(チリ)
12,000~16,000円程度
上記、 アルマヴィーヴァと同様に生産者は、チリの「コンチャ・イ・トロ」です。
アルマヴィーヴァが生まれる以前の1987年からこの「コンチャ・イ・トロ」の最高峰ワインとして造り続けられているのがこの【ドン・メルチョー】で、チリプレミアムワインの先駆けとして、リードしてきた存在です。
アルマヴィーヴァをはじめ、チリのグレート・ワインのほとんどが、ボルドーブレンドであるのに対して、このワインは、ほぼカベルネ・ソーヴィニョンのみで作られるのが特徴。
インシグニア(米国)
30,000円~40,000円
オーパス・ワンと並んでナパバレーで知名度の高いのが、ジョセフ・フェルプスワイナリーのイングニシア。
ブドウの比率を定めることなく、毎年、その年最上の出来のブドウのみで造られ、ヴィンテージ毎に異なる表情を持つワインが生み出されています。
コスパを追及したい人は、葡萄の収穫量が多い年に造られたサードワインの「INNISFREEイニスフリー」もお試しください(3,500-4,500円程度)。
ハイツ・セラー カベルネソーヴィニヨン “マーサズ・ヴィンヤード” ナパヴァレー (米国)
30,000円~40,000円
1960年代からの伝説的、歴史的にも重要な古豪の一つとして知られます。きらびやかな近代ナパの流行とは無縁な感じのワイナリーです。
ワインの漫画「神の雫」でも登場。
イングルヌック (米国)
15,000円~35,000円
カリフォルニアで最初にプレミアムワインを造り、そのレベルの高さを世界に知らしめ、「ナパワインの歴史そのもの」と称えられた伝説のワイナリー「INGLENOOK」。
現在は映画監督であるフランシス・フォード・コッポラが所有しています。以前は「ルビコン・エステート」でしたが、「イングルヌック」に改名しました。
カーディナル(米国)
35,000~50,000円
日本ではあまり手に入らないプレミアムワイン。
ケンダル ジャクソンの創始者が 「ノース・コーストで最高品質の畑から最高のカベルネ・ソーヴィニヨンを生み出す」という使命のもと1982年に設立したワイナリー。
生産するのはカーディナル1種類だけ。
コメント