プロが本気で作るパンは本当に美味しいと思います。外はパリッ、中はもっちり。口いっぱいに広がる小麦の香り!
焼きたてのパンは、さらにおいしいですね?ついつい食べ過ぎてしまうほどです。パンは、自分で作ると美味しいのですが、手間がかかりますね?パンは焼きたてが一番美味しいと思っていました。
しかし、現代社会は、技術革新が目覚ましい!冷凍技術も発達していて、「冷凍パン」が美味しいことに気づきました。人気のパン屋さんで買って帰るよりも美味しいのです!
食べたことがない方は、是非トライしてみてください。「こんなに美味しいとは!」とびっくりすると思います。
この記事では、「おいしい冷凍パン」についてご紹介します。
冷凍パンがすごい理由
パンは、焼きあがってから、どんどん水分が蒸発して硬くなります。そして、デンプンの劣化=ボソボソの食感となってしまいます。時間が経つにつれ、パンの味は落ちていきます。
冷凍パンは、焼きたての最高の状態で瞬間冷凍します!
パンが焼き上がった瞬間に急速冷凍!パンの主成分であるデンプンが劣化してボソボソの食感になりやすいのは2℃〜6℃。急速冷凍は、パンがこの温度帯に置かれる時間を最短に抑えます。
「おいしさ」を焼きたてのまま閉じ込めるのです。
冷凍パンは保存料不要!
細菌は冷凍環境(-10℃以下)だと活動できできません。瞬間冷凍をすることで、科学的な合成保存料などを使用することなく、パンの鮮度を保てるのです。
冷凍パンは素材が活きる
パンの風味を損なわないように急速冷凍をすることで、素材の美味しさをそのまま実感できます。
冷凍パンは賞味期限が長い
細菌・官能検査を実施して賞味期限を設定していますので、賞味期限は長い!1年間の賞味期限のメーカーもあります。日々の食事にはもちろん、災害時の備蓄としても使用できます。
冷凍技術の進歩
冷凍食品は劣化が激しいと思っていませんか?
実際に、冷凍すると食品の水分が凍り、それが食品の細胞膜を傷つけて味が変わってしまうということがあります。
一昔前までは、冷凍食品は劣化が激しいと考えられていました。実際、冷凍技術も今ほどよくなかったので、おいしさが失われていることが多くありました。
水分が多いお肉などを冷凍して解凍すると、赤い汁が出てくることがあります。これは「ドリップ」と呼ばれていて、細胞内の血や旨味を含んだ水分が初めに凍って膨張して、細胞膜を壊してしまいます。
そのため、解凍すると壊れた細胞膜の隙間から水分が漏れて外に流れ出し、うまみ成分も一緒に出て行ってしまっていることがあります。
0℃〜−10℃の温帯が一番大きな氷の結晶が出来やすいので、家庭での冷凍の場合、どうしてもドリップが出やすいということになります。
ですが、今は違います。
瞬間に冷凍することによって、水分をなるべく結晶化させないようにすることができるようになりました。つまり、食品の細胞膜をほぼ傷つけることなく冷凍することが出来るようになったんです。
パンを急速冷凍すると、どうなるのか?
食品の中でも、パンは水分が少ない食品です。まだまだ業者は少ないですが、パンは冷凍に向いている食品です。
家でパンを冷凍する場合とどう違う?
買ってきたパンを冷凍する場合、その時点からの劣化を防ぐだけです。
「冷凍パン」は、パンが焼きあがった瞬間に急速冷凍しているので、最高の状態でおいしさをキープできています。また、独自技術で氷の粒度を極小に留めることで、パンの細胞構造を壊さず、もっちりとした食感を維持できているのです。
家庭で冷凍する場合のポイント
①小分けにする、②ラップに包む、③保存袋に入れる、④素早く冷凍する、の4つが保存の鉄則です。
食べ方
トースターでリベイク(焼き戻し)
冷凍したパンは、リベイクすることにより、焼きたての美味しさをよみがえらせることが出来ます。
冷凍したパンの解凍、リベイクには、フライパン・魚焼きグリル・焼き網などさまざまな方法がありますが、オーブントースターがオススメ。パンの特性に合わせて温度や時間を調整しやすいのがポイントです。焼いている間に目が離せない焼き網やグリルよりも失敗が少なく、簡単です。
軽く霧吹きしてからリベイクすることで、しっとり、もっちりで、より美味しい!
自然解凍してから焼く
パンを凍ったまま高温で焼くと表面だけが焼けて中まで温まらない、ということがあるため、自然解凍してから焼くのがおすすめです。加熱ムラを防ぐことができます。さらに、冷凍時にパンの表面についた霜などの水分はニオイなどが気になる場合があるため、取り除いてから焼くのも美味しくするテクニック。自然解凍時に布巾などで包んで置くと取り除けます。
おすすめの冷凍パン
冷凍パンまとめ
- 冷凍パンは、美味しい。
- 冷凍パンは、お手頃で、便利
- 家庭で手軽に「焼きたて」を食べることができる
- 賞味期限が長く、災害対策にもGood!
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