DaiGoさんがワイン選びのプロである2人のソムリエと一緒に、「牡蠣に合うワイン」という企画がありました。ソムリエが厳選した10本を飲みながら、更にベストな2本を選んだという内容でした。
この記事では、本当に牡蠣に合うワイン、調理方法別に合ったワインをご紹介します。
牡蠣に合うワインとは?
牡蠣にはどんなワインが合うのでしょうか? シャンパン?シャブリ?ロワール?迷いますね?
どのワインにも共通しているのは、酸味がしっかりして辛口、豊富なミネラル感、などの特徴です。生牡蠣と合わせるなら、キリっと辛口のスパークリングワインや樽感なしのシャルドネがオススメです。
ミネラル感が生牡蠣の美味しさを引き出します。牡蠣にレモン汁を絞るとシャンパンやワインによく合うと思います。
10本飲んだ中でベストな2本の銘柄とは?【DaiGoさん厳選】
ペルトアモリゼ Pertois Moriset L’Assemblage Brut
シャンパーニュ地方でシャルドネの聖地と評価される、ル・メニル・シュール・オジェ村(Grand Cru)を中心に、18haの畑を所有するレコルタン・マニピュラン*です。品質の高さは、地元はもとより海外からも注目を集めています。
レコルタン・マニピュラン(RM)とは、シャンパーニュ地方でブドウ栽培から醸造まで自社で一貫して行う栽培醸造家の総称のこと。
《DaiGoさんのコメント》
●ぶどうの栽培から生産一貫のレコルタン・マニピュラン。珍しいく生産本数少ない。
●ピノ・ノワールとシャルドネ使用。
●マルアクティク発酵*を途中で発酵を止める製法。ヨ-グルトの香り。
●酸とコクのバランスが良い。リンゴ酸と乳酸のバランスが良い。
●7000円だが、2-3万円のシャンパンより旨い。
マロラクティック発酵は、発酵という言葉がついていますが、アルコールは生成せず、乳酸菌がワイン中のリンゴ酸を乳酸と炭酸ガスにする発酵のこと。
シャブリ サン クレール 2019 ドメーヌ ジャン マルク ブロカール ドメーヌ サン クレール
シャブリの葡萄畑の多くは、大企業によって所有されていることが多いが、その中で200ヘクタールという広大な畑を所有しながらも、家族経営を続けているのがドメーヌ・ジャン・マルク・ブロカール。
元来気温の低さや湿気の多さからビオ栽培が難しいとされるシャブリの地において、大きな手間とリスクを抱えながらも信念を持ってビオディナミ(オーガニック栽培の一種)に取り組んでいる。
《DaiGoさんのコメント》
●古い樹齢80年以上のぶとうの木から収穫され量が少ないワイン。
●30m以上根をはっている古いぶどうの木でグランクリュのワインと地層は同じ。
●深く根を張っていると深い地層からミネラル分を吸い上げる。
●まだあまり知られていないので、価格は信じられないくらい安い。
●3600円だが、4倍の価値がある。
●合う料理: ラッキョ。レモンバター。牡蠣にバター。じゃがバター。いいパン牡蠣+塩コショウ
牡蠣のオススメの食べ方。DaiGoさん大絶賛!
電子レンジでの調理が簡単で超絶旨い!
《DaiGoさんのコメント》
●2-3個入れて600Wで1分くらいレンジ加熱するのかオススメ!
●香りが大爆発する。殻も開けやすいし、レンチンする方が美味しい。
牡蠣の調理法に合わせるワインは?
生牡蠣と調理された牡蠣では、合うワインが変わってきます。調理方法別にぴったりのワインをご紹介します。
生牡蠣に合うワイン2選
ソースを載せない新鮮な生かきには、ミネラルとヨードがたっぷりの若いシャブリがオススメです。海に近い産地の辛口白ワインなどおすすめです。
ボルドーの北隣、シャレント地方オレロン島も牡蠣で有名。コニャックブランデーの原料ともなるユニブランを使った白ワインは酸のキレがシャープで、生牡蠣との相性が抜群。超おすすめです。
ソースや酢を載せた生かきに合う白ワイン2選
シャルドネなどしっかりとした白ワインがよく合います。
クリームやバターなど濃厚な牡蠣料理に合うワイン2選
やはり王道はシャブリ!クリームやバターを使った濃厚な牡蠣料理には熟成したシャブリを!
焼き、蒸し牡蠣に合うワイン2選
牡蠣は柑橘類と相性の良い食材ですから、柑橘類の香りが感じられるワインなどかオススメ。しっかりしたフランチャコルチャなどのスパークリングワインも相性抜群です。
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