おっさんは、蚊が本当に、大嫌いです。夜寝ていて、耳元に「ぶ-ん」と蚊の音がすると、あわてて電気をつけて、始末するまで絶対に寝ません。蚊のいない国があれば移住したいくらいです。
コロナ禍前までは、頻繁に海外旅行をしていました。おっさんは、寒いのが苦手なので、日本の冬の時期は、暖かい場所にいることが多かったのです。そのような場所には、「蚊が多い」ものです。
逆に、蚊に逢いに行っているようなものですね。でも、旅行前には入念に「害虫」対策の準備をしてから出発します。
この記事では、そんなおっさんの経験に踏まえた、蚊などの害虫対策についてご紹介します。
ちなみに、蚊より恐ろしい南京虫(トコジラミ)の情報はこちらをお読みください。↓
蚊にさされやすい体質とは?
蚊がいると気が付いた時には、すでに2-3か所刺されていることが多いですね。かゆみ止めなど、刺された後で塗ってもあまり効果は感じないような気がします。気休め程度?
おっさんは、刺されやすい体質なのかもしれません。酒飲んで、汗かく人は刺されやすいとかいいますよね?
蚊に刺されるのはなぜ?
蚊が人を刺すのは産卵時のメスだけで、栄養源として血液を吸います。一方、オスや産卵時以外のメスは、草のつゆ、花の蜜、樹液などを吸います。
刺されやすいのはこんな人 !
産卵時の蚊は、体温や湿度、吐く息や皮膚から出る二酸化炭素、汗などに反応して、人を感知しています。血液型がO型の人やお酒を飲んだ人が刺されやすいという調査結果もあるようです。
- 体温が高い人(赤ちゃんや子ども、太っている人)
- 汗かきの人(赤ちゃんや子ども、太っている人)
- 飲酒をしている人
- 黒い服を着ている人 ⇒蚊は暗い色を好む
- 血液型がO型の人
海外の蚊や害虫は、特に注意が必要!
海外でもよく刺されることがありますが、刺されると伝染病などの病気ならないか、しばらく不安になります。
特に海外の蚊は注意が必要です。マラリアを媒介する蚊やデング熱やチクングニア熱などを媒介する蚊がいるからです。(デング熱、チクングニア熱に有効な予防ワクチンや予防薬は、現時点では開発されていないとのことです)
予防の基本は、虫がいるところを避けること、そして、虫除け対策です。蚊がいることがわかった場所では、様々な対策をすることが大切ですね。
服装に注意!
- できるだけ皮膚が露出しないよう長袖のシャツや長ズボンを着る
- 靴下をはき、サンダルを避ける
- 帽子を着用する
- 屋外での着席時などは、ハンカチやタオルで首の後ろを覆う。
Tシャツやレースなど薄い素材の服を着ていても、その上からでも刺されることがありますね。ぴったりと身体にフイットするものではなく、ゆったりとした服装がおすすめです。
宿泊施設をチェック!
- 部屋の窓の網戸に穴や隙間がないこと
- エアコンの設置、稼働するかどうか
- 浴室、シャワー室にいないか⇒裸で刺されると最悪です
- 虫よけが設置されているか⇒できれば蚊帳やベットシーツを準備しておく
旅行用対策グッズ
虫よけスプレ-(部屋用)
大きな殺虫剤のスプレーなどは、日本から持っていけないと思いますが、これはほとんどの国で持ち込みができました。サイズが小さいので持ち運びにも便利です。
ワンプッシュで良いとパッケージに書いてあるのですが、不安なので、ついつい2~3プッシュしてしまいます。昔、洗濯洗剤でも「スプーン一杯で」という新製品が出たときも、2~3杯ほど入れていました…。古い話で恐縮です(笑)。
虫よけノーマット(部屋用)
海外では、電源で困ることが多いので、乾電池式がおすすめです。場所を選ばないので、例えば、シャワー、脱衣所、洗面所、テラスなどにも持っていけます。
携帯用どこでもベープ
こちらの商品もおっさんの海外旅行のお供です。外に出かける時などに便利です。腕や足につけることができます。テラスや海辺の席、BBQなどでも多少、安心です。
虫よけスプレ-、ミスト(屋外用)
機内持ち込みできるものは?
●化粧品・医薬部外品類のスプレーは、機内持ち込み、預け入れOK!
●へアスプレーや虫除けスプレーなどは、制限量内(※)で機内持ち込み、お預けともに可能。
(※)1容器0.5kgまたは0.5リットル以下で、お一人様2kgまたは2リットルまで。
●スプレー本体に、『火気と高温に注意』や『火気厳禁』の表示があるものは、NG。
●害虫駆除目的の殺虫剤はお預け、機内への持ち込み共に不可。
詳細は、航空会社にご確認お願いします。
便利な虫よけ対策グッズ
まとめ
- 海外で蚊に刺されると伝染病になるリスクもある。
- 服装などにも注意し、旅行前に準備をする。
- 虫よけなどの予防品は海外旅行には必須。機内持ち込みも可(サイズ等要確認)。
- できれば小さな虫よけスプレーを持参(手荷物預け入れ)
- 殺虫剤は現地調達。⇒長期滞在などの場合
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